大和橿原市内の畑で栽培されていた“大和しょうが”と言われている生姜の栽培方法を、坊城の「今田氏」より昭和45年に継承し、昭和50年より大成漢方薬局が栽培を始め、今日に至ります。

 

味・香り・辛み成分が優れ、おいしく体が温まり、冷え症、風邪予防にもよいと好評です。

科名:ショウガ科/属名:ショウガ属

和名:生姜/生薬名:生姜(しょうきょう)

学名:Zingiber officinale

 

インド原産の多年草で、香辛原料として全国で広く栽培されています。熱帯アジアが原産で、日本にも2600年以上前に渡来。根茎は辛味と佳香があり、古くから香辛料や生薬として、奈良県の飛鳥・高取・平群等で栽培。

 

ショウガは、古くに中国から渡来したもので、天平時代の古文書にもショウガの記述があります。 

 

日本では暖地では花が咲くことがありますが、一般では温室で栽培する場合にだけ花をつける程度です。 


日本では暖地では花が咲くことがありますが、一般では温室で栽培する場合にだけ花をつける程度です。 


そのために、栽培はすべての場合に地下根茎(ちかこんけい)の株分けによるものです。 


生姜・乾姜の「姜」の字は「薑(キョウ/はじかみ)」の俗字で、「強い」を意味し、辛味の強いショウガの仲間であることを表しているそうです。



有効成分は、辛味成分※ジンゲロール、※ショーガオール、芳香ジンギベロール、セスキテルペンなど。



生姜の種類には、老成(ひね)しょうが、新しょうが、葉しょうが、矢しょうが(芽しょうが)があります。


しょうがの皮の下にある細い管には、400種類以上の精油が含まれていて、様々な働きをしています。


しょうがには、殺菌効果や芳香があり、薬味としても一般的に使われています。

他に、民間療法にも広く使われています。


日本だけではなく、海外でもジンジャー(香料)として使われています。


漢方では、生姜(乾姜)として漢方薬に幅広く使用されています。



代表的な漢方薬

 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)



■ 黒糖は糖分の他に、カルシウム、カリウム、鉄など多くのミネラル成分を含み、血糖値や中性脂肪の上昇を抑える“黒い成分”「コクトオリゴ」、オリゴ糖の一種「ラフィノース」などが含まれます。


更に体を温める「葛」「しょうが」を加えた“しょうが湯”は、免疫を上げる食品です。かぜが流行する季節にお勧めします。


■ 生姜はエネルギー代謝を高める

 生姜の抽出物を用いた実験により、生姜を摂取することでエネルギー消費量をアップさせることがわかりました。

 生姜20g相当の摂取で、1時間後にはエネルギー消費量に約10%の上昇がみられました。これにより、生姜食品を継続的に摂取することで、エネルギー消費を活発にし、また冷えに悩む人の苦痛を緩和できると考えられます。