小柴胡湯(しょうさいことう)

本方は、季肋部の苦満感を訴え、肋骨弓下部に抵抗・圧痛は認められる。

 

症状・・・胸脇〔小陽病の領域〕苦満を目標に使用する。


傷寒五之日中風往来寒熱 胸脇苦満

黙々不欲飲食心煩噴嘔・・・・小柴胡主之

 

傷寒四五日身熱悪風頸項〔肩凝り〕強脇下満

(発病して四五日たてば)

手足温者 小柴胡湯主之


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